2023年度

INTERVIEW.

諦めずまずは学科の先生方に相談することが肝心 親身になってたくさんのアドバイスをもらいました

社会福祉学科

正 紗結希 さん

兵庫県立神戸星城高校出身

兵庫県職員採用試験(医療福祉相談員)合格

公務員 2023 社会福祉学科 正紗結希

Q1

医療福祉相談員(医療ソーシャルワーカー)を目指すきっかけを教えてください。

3年生の夏休みの約3週間、兵庫県立病院に実習に行かせていただき、ここで働きたいと思ったことがきっかけです。指導してくださった医療ソーシャルワーカーさんの患者さんに対する姿勢を見て、自分がなりたい将来像に近かったことから、病院の医療ソーシャルワーカーを目指そうと思いました。
医療ソーシャルワーカーの存在は高校2年生の時に、目標や進路を考えたとき、福祉に興味があり、調べたことで知りました。福祉の中でも医療を選んだのは、病院などでは複雑な思いを抱えている人たちも多いことから、その人たちに携わり、寄り添える職業であると思ったからです。

Q2

公務員試験に向け、どのような準備をしてきたのでしょうか?

国家試験の内容から筆記の問題が出ることから、国家試験の勉強に早めに取りかかりました。3年生のときは週2日、4年生になってからは週3~4日を勉強に充てました。
また、「こんな医療ソーシャルワーカーになりたい」と実習担当の先生と振り返りをしながら、さらに知識の習得にも注力しました。
面接練習は、ゼミの先生が、医療ソーシャルワーカーをやっていた頃に、現場で人事を担当していたということで、より実践的な指導をしていただきました。

Q3

勉強を継続できた秘訣はありますか?

「医療ソーシャルワーカーになりたいから」「なるためにはやらないといけない」という強い思いや目標があったので、日々の勉強を頑張ることができました。

Q4

合格できた一番の要因について教えてください。

医療ソーシャルワーカーを目指すために入学したので、1年生の時からコツコツと知識を積み上げてきたことが身に付き、それが結果として合格に繋がったように思います。

Q5

公務員試験の準備において、支えになったのはどんなこと、どんな人だったのでしょうか?

一緒に勉強していた友人が心の支えになりました。私は心配性で、試験を受けることにも不安がありましたが、「今まで積み上げてきた実績があるから大丈夫」といつも励ましてもらっていました。特に、精神保健福祉士を目指す仲間たちとは、日々、切磋琢磨しながら課題に取り組んでいました。
また、両親は私のやりたいことをいつも応援してくれて、私自身も、「やりたいことがあったら遠慮しないでやろう」という気持ちになり、周りの環境に恵まれているなと改めて実感しました。

Q6

将来はどんな医療ソーシャルワーカーになりたいですか?

今までの生活やその人の個性を見て、それぞれに合った接し方やサポートができるようになりたいです。
また、どんなに仕事が忙しくても、周りの方々への感謝を忘れず、「ありがとう」「ごめんなさい」を当たり前にできる社会人でありたいです。

Q7

それでは最後に公務員を目指す後輩の皆さんにメッセージをお願いします!

学科の先生方に自分のやりたいことを伝えたら、それに向けてとても丁寧に、全力でサポートしてくれます。将来やりたいことが決まったら、自分にはできないかもしれないと諦めず、まずは身近にいる先生に相談してみてください。
自分の周りには一緒に悩んでくれる人、応援してくれる人がたくさんいると実感できるので、何事にもチャレンジしてみようという前向きな気持ちになれると思います。