2023年度
INTERVIEW.
ゼミでの試験対策指導はもちろん 色々な相談にものってもらい合格まで頑張り続けることができました
社会福祉学科
木村 瑠亜 さん
兵庫県立香寺高校出身
西脇市職員採用試験(社会福祉士)
Q1
公務員(社会福祉士)を目指すきっかけを教えてください。
3年生のときに、社会福祉協議会に約3週間の実習に行かせていただき、福祉のまちづくりを学んだことがきっかけです。これからの地域社会において、住民と福祉の関係機関の協力が重要だと感じました。
住民と福祉、両方の立場から地域に携われる機関が公務員であると考え、より専門的な福祉職を求めて、公務員を目指そうと考えました。
Q2
公務員試験に向け、どのような準備をしてきたのでしょうか?
公務員は難しく、敷居が高そうなイメージがあり、自分に向いているか分からないとの思いもありましたが、学科の先生に背中を押されてチャレンジしてみようと準備に取りかかりました。
まずは5月の書類審査に向けて、学生支援課で履歴書の書き方を細かくチェックをしてもらいました。SPI試験の対策は、学生支援課で参考書を借りて、先生のゼミ室で20時ぐらいまで残って勉強することもあり、先生にも長い時間指導をしていただいていました。
社会福祉士の模擬試験の勉強と並行して準備をしていたので、正直、大変さもありました。
Q3
勉強を継続できた秘訣はありますか?
チャレンジしてみようと決めてから、短期集中で勉強に取り組んだので、継続できたように思います。
また、同じゼミ生たちも、その時期は就職活動に専念していたことから、全員で切磋琢磨しながら頑張れたのは大きな力になりました。
Q4
合格できた一番の要因について教えてください。
面接で自分が伝えたい事を要点的に言えたことが、合格に繋がったように思います。「落ち着いて、はきはきと、笑顔で」こういったことも面接では気を付けていました。
もともと人とコミュニケーションを取るのが得意な方で、社会福祉協議会の委員の方とお話をしたり、また、地元の行事にも積極的に参加し、高齢者と話す機会を自らつくっていました。
Q5
公務員試験の準備において、支えになったのはどんなこと、どんな人だったのでしょうか?
ゼミの先生には対策指導をはじめ、色々と相談に乗ってもらい、たくさん励ましてもらいました。また前述でもあったように、ゼミ生たちも同じ時期に就職活動をしていたので、仲間同士で励まし合いながら、それぞれが自分たちの目標に向かって頑張ることができました。
それから、大学で遅くまで勉強していた日も、美味しいご飯を作って待っていてくれた両親にも感謝しています。
Q6
将来はどんな社会人になりたいですか?
自分の仕事に責任を持ち、住民に寄り添い、頼られる人になりたいです。
また、福祉職の専門家という自覚を持ち、誰もが過ごしやすい地域、そして社会になれるように公務員の立場で貢献したいと思っています。
Q7
それでは最後に公務員を目指す後輩の皆さんにメッセージをお願いします!
大学に入学するまでは、はっきりと将来像が決まっていなくても大丈夫です。社会福祉学科では、実習やボランティア活動が充実しているので、色んな分野を実践的に学び、それらを経験した上で、自分は福祉職としてどの分野に就きたいかを決めても遅くないです。
ただ、進路を決めたからには、その分野を深く追求し、理解しておくことことが重要で、それが面接で自分の思いを明確に伝えることに繋がると思います。