2023年度
INTERVIEW.
小学校から大学まで続けてきた野球で鍛えられた 忍耐力や継続力を発揮
現代ビジネス学科
長島 昇吾 さん
和歌山南陵高校出身
宮津与謝消防組合消防本部(消防士) 合格
Q1.
消防士を目指すきっかけを教えてください。
小学1年生のころから野球をしていたため、体力には自信があり、また人のために役立つ仕事がしたいと思っていました。
中学2年生の時、トライやるウィークで消防署に行き、人命救助の第一線で活躍している消防士に憧れたことをきっかけに消防士を目指そうと考えました。
消防士になるために、大学では経済学をはじめとし、公共政策を学びたいと思い、現代ビジネス学科に入学しました。
Q2.
公務員試験に向け、どのような準備をしてきたのでしょうか?
1、2年生の頃は、過去問題を購入し、週3日程度、1日に1時間と決めて勉強に取り組んでいました。3年生からは大学の公務員講座を受講し、勉強をしていて分からないことがあれば、ゼミの石原先生の研究室に行き、教えていただいていました。また、4年生の夏休みには、外部の公務員講座を調べ、専門学校で実施されていた夏期講習を1週間受講しました。
面接対策は、会社員の兄が学生時代に面接就に通っていたことから、そこで学んだ基本的なマナーや受答えなどを教えてもらいました。
消防士になるためには、体力試験もあるため、疲れをためない程度に、2日に1回は5キロ以上のランニングを行っていました。
Q3.
勉強を継続できた秘訣はありますか?
絶対に合格したいという強い意志があったので、勉強を継続できたと思います。自分が決めた目標に向かって、「決めたことは最後までやるぞ!」という気持ちで、これまで続けてきた部活動で鍛えられた忍耐力や、継続力が発揮されたように思います。
また、高校から親元を離れて生活していたので、大学卒業後は地元に帰り、地元に貢献したいという思いもありました。
Q4.
合格できた一番の要因について教えてください。
本気で消防士になりたい!という思いが強かったことが1番の要因だと思います。
その思いがあったからこそ、日々の勉強や体力づくりに力を注ぐことができました。
Q5.
公務員試験の準備において、支えになったのはどんなこと、どんな人だったのでしょうか?
支えになったのは家族です。高校の時から親元を離れて生活していたことから、たくさん迷惑をかけてきました。大学入学後も、自分がやりたいことを否定せずに、何不自由なく好きなことをさせてもらい、常に応援してくれていました。
公務員になり、かっこいい姿を見せたい、そして両親に恩返しをしたいという想いがあります。
また、試験を受けるにあたっては、兄にも色々と相談にのってもらい、とても心強かったです。
Q6.
将来はどんな消防士になりたいですか?
責任感があり、住民の方々から頼られる消防士になりたいです。
一社会としても、自分の行動に責任を持ち、礼儀のある社会人になりたいと思っています。
Q7.
それでは最後に公務員を目指す後輩の皆さんにメッセージをお願いします!
公務員になりたい気持ちがあるのならば、その気持ちをぶらさずに、諦めずコツコツやることが大切だと思います。
勉強をしていて分からないことがあったり、相談に乗ってほしいことがあれば、迷わず身近にいる先生に相談してみてください。学科の先生方は必ず力になってくれると思います。