2024年度
INTERVIEW.
一人ひとりと向き合いながら 子どもらしくいられる環境づくりができる 保育者になりたい
保育科第三部
朝田 愛澄 さん
兵庫県立相生産業高校出身
尼崎市職員採用試験(保育教諭)合格
Q1.
公立園(保育教諭)を目指すきっかけを教えてください。
保育士をめざすきっかけは、高校生のときに、複雑な家庭環境の子どもと関わる機会があり、自分の気持ちを伝えられない子どもがいることを知ったからでした。そういった子どもたちに対して、環境づくりが大切だということを知り、保育士の立場で関わっていきたいと感じました。
公立園の保育士を目指したのは、先生に勧められたからです。また、入試の合格特典で、「公務員試験の受験対策が無料」ということも知っていて、限られた人しか受講できないということにも魅力を感じました。
Q2.
採用試験に向け、どのような準備をしてきたのでしょうか?
1年生から2年生にかけては、教職センターで講座を週2回受講し、2年生の春休み頃からは週3回の講座や面接練習に加え、毎日20時頃まで大学に残り、SPIや参考書、講座で配布されるプリントを利用し、自主勉強を行っていました。
また、空きコマには、保育サポート室で模擬保育やピアノ練習の指導をしてもらっていました。
Q3.
勉強を継続できた秘訣はありますか?
勉強ばかりではなく、教職センターの先生が息抜きできる環境をつくってくれたことが継続に繋がったと思います。
しんどくなったら、一度勉強を離れて、友達と甘いものを食べてリフレッシュしたりなど、自分のペースでコツコツと進めていました。
Q4.
合格できた一番の要因について教えてください。
絶対に合格したい!という強い気持ちがあったからだと思います。
正直、はじめは落ち続けていて、精神的につらいこともありましたが、絶対にあきらめたくないという、負けず嫌いの性格が合格を勝ち取る要因になりました。
Q5.
採用試験の準備において、支えになったのはどんなこと、どんな人だったのでしょうか?
教職センターの先生のサポートは本当に心強かったです。自分に向き合ってくれて、良いところも悪いところも、指導してもらっていました。
また、土曜日には公務員になった先輩も応援にかけつけてくれて、相談にのってもらったり、息抜きをするために外に連れ出してもらったりしていました。
Q6.
将来はどんな保育者になりたいですか?
さまざまな家庭環境の子どもたちがいる中で、一人ひとりと向き合いながら、子どもらしくいられる環境づくりができる保育者になりたいです。また、子どもたちよりも、自身が元気で明るく、笑顔でいることを心掛けたいです。
一社会人としては、挨拶など基本的なことはもちろんのこと、同僚と良好な関係を築くためのコミュニケーションを大切にできる人でありたいです。
Q7.
それでは最後に公立園(保育教諭)を目指す後輩の皆さんにメッセージをお願いします!
毎日の勉強はしんどくて、つらいことも多いと思いますが、努力を続けて合格した時には、それ以上に大きな達成感があります。
同じように公務員を目指す仲間たちと、最後まで粘り強く頑張ってください。