2024年度
INTERVIEW.
自分の将来像を思い浮かべながら 何が必要かを常に計画立てて 勉強に取り組んだ
社会福祉学科
M.S さん
八洲学園高等学校出身
兵庫県職員採用試験(児童福祉司)合格
Q1.
児童福祉司を目指すきっかけを教えてください。
高校のころから、子どもに関わる仕事がしたい、社会福祉の立場で子どもを支援したいという思いがあり、児童福祉に興味がありました。
入学後、1~2年生のときに、児童養護施設と福祉型の入所施設に実習に行き、子どもの支援をはじめ、保護者の対応や家族再統合の支援をする中で、様々な機関と関わり、児童相談所の役割が大きく、魅力を感じたことがきっかけです。
その後、3年生の実習で、児童相談所に行きました。リアルな現場で、支援業務を行う職員さんの様子を見て、子どもの希望を叶えるために他機関連携や多職種連携など、多くの過程をたどって支援する姿がとても印象的でした。
Q2.
公務員試験に向け、どのような準備をしてきたのでしょうか?
児童相談所での実習の振り返りをしっかり行い、授業が終わってからも学内に残り、過去問題を解いたり、面接練習にも取組みました。面接練習は学生支援課で5~6回実施してもらったことにより、面接慣れすることができ、本番でも緊張することなく受け答えができました。エントリーシートは、ゼミの先生に添削などをしていただきました。
Q3.
勉強を継続できた秘訣はありますか?
児童福祉司になりたいという気持ちが強かったので、試験対策を継続できたように思います。また、先生や学生支援課のサポートが手厚く、目指せる環境が整っていたことも私にとっては大きな力になりました。
Q4.
合格できた一番の要因について教えてください。
自分の将来像を思い浮かべながら、児童相談所で働くためには何が必要かを常に計画立てて、勉強などに取り組んできたことが合格につながったように思います。
1年生の冬から放課後等デイサービスでアルバイトを始め、附属加古川幼稚園や地域の子ども食堂でのボランティア、なごみカフェなどに積極的に参加し、子どもに関わることをたくさん経験してきたことで、自信をもって試験に臨めました。
Q5.
公務員試験の準備において、支えになったのはどんなこと、どんな人だったのでしょうか?
一緒に公務員試験を受験する友人の存在が心強く、モチベーションもうまく保つことができました。また、就職先は違いますが、学科の友人たちは同じように専門職を目指しているので、その子たちからも刺激をもらったりしていました。
他にも、先生のサポートや、家族やバイト先の人から応援してもらっていることも自身の活力になっていました。
Q6.
将来はどんな児童福祉司になりたいですか。
子どもや保護者の置かれている状況が複雑化し、それが社会問題にもなっていますが、その中でもそれぞれ希望を持っている子どもや保護者がいるので、その声を大切にし、まずは話を聞いて、それをベースに希望に寄り添い、支援の過程を大事にできる児童福祉司になりたいです。
また、社会人として、「ありがとう」「ごめんなさい」が言える人でありたいです。
Q7.
それでは最後に公務員を目指す後輩の皆さんにメッセージをお願いします!
公務員を目指すきっかけがあり、目標が明確であれば合格に向けて頑張れると思います。対策を進めていると、どうしても周りと比べてしまうことがあるけれど、自分の軸を大切にしてほしいです。
また、これまでの経験や、これからの経験は必ず自分の自信にもつながり、必ず結果に繋がります。何事にも正面からぶつかっていってほしいです!