2023年度
INTERVIEW.
教員になりたい気持ちを大切に 自分を信じて頑張り夢を叶えました
健康システム学科
吉川 命 さん
兵庫県立伊川谷高校出身
福岡県教員採用試験（中学校・保健体育）合格
Q1.
保健体育教員を目指すきっかけを教えてください。
中学校の時に、どんなことがあっても生徒に前向きな言葉をかけてくれた先生がいらっしゃり、その先生のようになりたいと思ったことがきっかけでした。高校で進路を決める際に、高校の先生からの後押しもあり、体育が好きだったことを理由に、中学校の保健体育教員になることを決めました。
Q2.
教員採用試験に向け、どのような準備をしてきたのでしょうか？
大学2年生になったころから、教職・学習支援センター（現・教職センター）の講座を受講し始めました。何事も基礎が重要だということで、一般教養、教職教養、専門教育科目を基礎から学びなおしました。
1年間は全体をまんべんなく、分からないところを重点的に勉強しましたが、教員採用試験が近づくにつれ、受験する自治体の過去問に絞って勉強しました。
教員採用試験を受験する上で心がけていたことは、家よりも、大学で勉強する方が捗るので、必ず大学に来て勉強すること、そして教職センターの講座には必ず出席すると決めて、実行してきました。
Q3.
勉強を継続できた秘訣はありますか？
勉強をしていて、モチベーションが上がらないことも多々ありましたが、採用試験に合格した先輩に勉強の仕方を教えてもらったり、話を聞いてもらったりして何とかモチベーションを保っていました。
また、受かった後の楽しみを想像していました。勉強はあまり得意な方ではありませんでしたが、中学校や高校の時の先生をびっくりさせたいという気持ちが心の中にはありました。
そんな尊敬している先生たちと、「教師として同じ立場で働きたい」という気持ちも強かったです。
Q4.
合格できた一番の要因について教えてください。
正直なところ、日々の勉強はとても大変でしたが、必ず受かると信じて諦めないこと、そして「先生になる！」と強く思っていたことが合格に繋がったと思っています。
Q5.
教員採用試験の準備において、支えになったのはどんなこと、どんな人だったのでしょうか？
実は、2年生から3年生の終わりまで、留学生と県住のシェアハウスをしていました。留学生とは、お互いの文化を紹介しあったり、加古川市内を一緒に自転車で回ったりと、楽しい思い出があります。そんな留学生とは、日々の勉強のことなどでお互いに励まし合い、切磋琢磨できたことは、自分にとって大きな支えになっていたと思います。
また、教職センターの先生、学科の先生、教員採用試験を受験する友人たち、家族、中学時代の恩師には、励ましてもらったり、相談に乗ってもらったりしていました。
Q6.
将来はどんな教員になりたいですか？
自分の恩師がそうだったように、前向きな言葉をかけられる、どんな時でも生徒の背中を押してあげられるような教員を目指します。
また、一社会人として、大人と子ども、それぞれの立場に立って考え行動でき、人との繋がりを大切にできる人になりたいです。
Q7.
それでは最後に教師を目指す後輩の皆さんにメッセージをお願いします！
教員になりたい気持ちを大切に！自分を信じて頑張り続ければ夢は叶う！周りの方々が支えてくれているということを自覚し、「感謝」の気持ちを忘れないことが大切だと思います。
まずは、話題にもなった大谷翔平選手のマンダラチャートを自分で作り、自分を分析してみるところから始めてみてください。
